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仲間が待っている。
あれから、40分という時間が過ぎた。お互い最初に戦っていた相手と交代をし二人は全く違う大人と戦った。
結果はもちろん変わった
ーーここ、北館前グラウンド。
ルーク「っ…!おい、大丈夫か…?」
ポーン「あぁ…っ!くそ、このガキ…なんつー反射神経だ…!!」
二人の大人が砂まみれになった状態で、地面に膝をついている。砂まみれだけじゃない、所々に切り裂かれ服のあとが沢山ある
ルーク「森川 大地…強さは本物か…
執行人を倒したことはある…」
ルークが右肩を抑えながら、ゆっくりと立ち上がった。
よく見ると右肩から血が流れている
抑えている手に血がべっとりと付着している
大地「まだ…立ち上がるか…!!」
大地が叫んだ。
大地と奈美も彼らのような状態ではないが、体力も少し限界に近づいてきており傷も体全体所々に出来ている。
奈美「なんで…そこまでしてあの執行人の為に戦うの!?」
奈美も同じように叫んだ。
殺意は感じる。
まだ彼らは戦おうとする気が二人を感じさせる。
所詮彼らも昔は剣道をやっていた人たち
それが今じゃ人殺しの殺人ゲームの駒
彼らは何故戦うのか奈美には理解出来なかった。
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