Last・checkmate-2:8G【BLOOD...・最強のツルギ】

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ルーク「執行人の…為だと…? それは、違うな…俺ら大人は全員…第二ゲームから全て柳沢というガキに操作されている つまり、俺らは駒であり柳沢はプレイヤーだ」 ルークが少し疲れ気味でゆっくりと言う。 自分たち大人は駒であり、執行人柳沢はプレイヤー。 大体は気づいていた あんなに強いのが5人も揃っているんだ 従うしかないのだ 大地「柳沢の目的は…黒崎 甲賀なのか…?それとも杉村 一輝か…?」 大地が真剣な表情で静かに言った。 正直この質問の答えはすでに知っている甲賀から全てを聞いている 奈美は横で黙って聞いている ポーン「…そんなの聞いてどうする…?柳沢を殺すのか?」 ルークに聞いた質問に遮ってポーンが静かに聞いた。 大地はもちろんポーンに振り向き軽く頷いた。 ポーン「辞めとけ…あいつだけ他の執行人たちよりずば抜けてかなり強い… お前等ただのガキが何度立ち向かっても意味なんてないぞ?」 全てを全否定するかのようにポーンが言う。 隣にいたルークもそれに便乗して言った。 ルーク「それでも、やつのとこに行くなら俺らを倒していくんだな… それがチェスゲーム…目の前の駒を倒すのがルールだろ?」 ルール。 このゲームを完全に勝利する条件は二つ 全てのキングとクイーンを倒すか 全ての駒を倒すかだ 今大人側のメンバーは丁度5人 5人倒せば完全にこのゲームは終わる 大地「悪いが…仲間が待っているんだ」 大地が構える
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