ローリング嬢物語

大富豪の一人娘

とある高級住宅街に豪邸を構える実業家の家に暮らす一人の娘がおりました。

私…龍崎 聡子(りゅうざき さとね)

14歳中２

ハッキリ言って親は大金持ち…
私自身も何一つ不自由ないどころか、欲しい物ならなんでも与えられ、綺麗な服に身をつつみ、親の愛にも恵まれ、親の引いた文句のないレールを歩き、毎日贅沢な暮らし。

特にその人生に飽きなんてなかったし、このままいけば、いい進学が出来、将来も有望で、一般人からすればうらやましいバラ色の人生を送る事に間違いはなかった。