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長い廊下の一番奥の窓側の部屋、ベッドの上で一人窓の外眺めて誰か捜してる。
『少し痩せた?』『ちゃんと食べてる?』自分の事よりいつも僕の心配してくれたね。
いつでも気丈に振る舞い笑顔で僕を見送ってくれた。
★二階の窓から顔出して僕が見えなくなるまで見てた背中、また明日も来るのにいつまでも見送ってた。
突然告げられた現実、受け入れられず残された日々を指折り数えた。
日に日に弱くなってく体に、逃げ出したくなるよな現実。
今僕は何してあげられるんだろう?一番不安なのは僕じゃないだろ!
★振り返れば黙って見つめるあなたの眼差しが、痛いほど伝わる愛。振り向きまた明日と叫ぶんだ。
★あなたが僕にくれたもの、僕の胸の中に溢れだし輝きはじめる。いつも負けそうな時思い出すんだ。いつも見守ってくれてたあなたを。二階の窓から…
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