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鬼丸は死体を前に立ち尽くしていた
仲間を殺してしまい…様々な感情が体内を駆け巡っていた
数分後、鬼丸は一つ考えていた
《なぜ、オレはこの世に鬼として生を受けたのか…》
ふと気付く、もうすぐ…節分だ
人間たちが我々の種族を滅ぼそうとやってくる。
鬼助は、何かをオレに伝えたかったんじゃないのか?
あんないいヤツが、ウンコ踏ませるためにオレたちを呼んだとは思えない…
《…助ちゃん》
鬼助を見ると、胸にぶら下がった光る何かを見つけた
それは…
人間のお守りだった
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