赤の従者

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ツバキと出会ったのは一年前。 城の近くで傷だらけで倒れていた。 「リリ様。おはようございます」 ツバキが私を起こしにやってきた。 綺麗な長い黒髪。 真紅の服がよく似合っている。 「おはよう。ツバキ」 ツバキは微笑み、着替えを持ってきた。
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