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とりあえず外に出たシンは、目の前の光景に愕然とした。
「街が無い!!」
シンは慌てて門へと向かって走った。
無い…
今まで通っていた通学路も、目の前に広がっているはずの街も全てが消え、目の前は深い霧に包まれていた。
とにかく帰ろう…
何かがおかしい…
何か嫌な予感がしたシンは、門の外へ出ようとした。
!!!!!!!!!!!
シンは思わず息を飲んだ。
門の先は切り立った崖だったのだ…
シンの心臓はまだ大きな鼓動を立てている。
落ち着け… 落ち着け…
何がなんだかわからないまま、シンは体育館へと引き返した…
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