学級委員長

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 それから一時黙り込む2人、その沈黙を破ったのは俺だ 『触ったんだな?』 『………いいえ』 『触ったんだろ?』 『………触ってない』 『さっき、触っただけって言ったよな』 『………別に』 『……ふ~ん、あっそうね』  俺は学級委員長を見ながら立ち上がる 『何よ』 『へぇ~、そう言う事ね』  そして俺は学級委員長から離れ、保健室(多分)の扉に手をかける 『あぁね!!』  俺は最後にこの言葉を残して保健室(多分)を出ていった、この時の学級委員長の顔が赤かったのは言うまでもない  それにしても、学級委員長のあの赤かった顔はちょっと可愛かっ……いけない!! 俺には美保という彼女が居るのだ!  この時は気付いていなかった、自分の気持ちそして舞彩の気持ちも………
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