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階段に座った先着の背中が見える 珍しく彼の方が先に居た アタシの気配に気付いてない彼は、大きな溜め息をついた。 ───はぁー …ふふふっ 思わず吹いてしまった 彼は顔も耳も赤らめながら、凄い勢いで振り返った 「~~ッ なに笑ってんだよ!!」 「だって、余りにも年寄り臭かったんだもん」 笑いが止まらない 彼となら、誰よりも気負わずに会話できる
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