笑顔

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あの日以来、東校舎の階段がアタシの気持ちの捌け口になった 相変わらず友達も居ないし、一人で教室の椅子に座る でもね、どうしても苦しくなったらあの場所に行くの すると いつでも彼は気付いて来てくれる まるであたしのヒーローみたいに来てくれる その日、どうしても耐えられなくて階段に行った 1人膝を抱えて座っていたら 彼が来た どうしてアタシのピンチに いつも駆けつけて来るの?? 今まで訊きたくて、訊けなかった そんなこと訊いたら、彼に見捨てられるような気がした。
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