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そこには、金に近いのにナチュラルな髪の色、透き通った肌、吸い込まれるような魅惑的な瞳の男の子が…。
「大丈夫ですか?」
いつもなら、貴方のせいじゃない、という台詞を飲み込む。
コクン、と摩耶は頷き、もう一度視線を彼に向けたがまた、そらしながら言った。
「私に…何かありました?」
彼は罰が悪そうな顔をし、私の手をとって「とりあえず」と体勢を整えさせてくれた。
摩耶は、密着したままだという事を忘れていたため顔から火がでそうだった。
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