ティムキャンピー

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「お~いアレン、室長が呼んでるぞ!任務だ!」 山ほどの書類を持ち歩きながらリーバーがアレンを呼んだ。 「分かりました。僕一人ですか?」 「いぃや、神田と二人だ」 「あ、ティムキャンピーはどうするんだろう…」 少し悩んでいるアレンを見てリーバーは 「早く行かなきゃ神田がキレるぞ~」 そう言ってヨタヨタと歩いていった。 「コムイさんに聞いた方がいいね。先に行ってて、私リナリーの部屋に寄ってから行くから」 「あ、服が出来てる時間ですね。じゃぁ、また後で」 アレンはティムキャンピーに背を向けたが 「あ」 そう言って振り返った。 「?」 ティムキャンピーが首を傾げる。 「ラビだけは絶っっっっっっ対に気をつけて下さい」 「うん、わかった。クロスからの大切な預かり物だから、でしょ?」 「そ…」 (それもあるけど…) 「…大丈夫だょ。ラビの行動なんかお見通しだもん。ほら、早く行かなきゃ神田、怒るよ?」 ニッコリ笑い手を振るティムキャンピー。 「あ……はい。じゃぁ、後で」 アレンは今度こそ、背を向けて歩いていった。 「…そうだよ…3日間だけだもん…」 ティムキャンピーはその場から走り去った。
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