謎の少女

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ガチャリ 『荷物お届けにあがりました。』   「あの、何にも頼んだ覚えないんですけど…。」   『心配いりません。あなたの親族からのものなので、料金はいりません。』   「はぁ…。」   『ではこちらにサインとはんこをお願いします。』   「分かりました。少し待っててください。」         『毎度ありがとうございました。』   今の時期になんだろう?     「あっ!叔父さんからだ。」 (叔父さんというのは、よく食物とかを送ってくれる人で、名前は“山本 岩成”とか言ったっけ。僕が幼いときに引き取ってくれた張本人だ。)   「今回は何かな?」   すると……。   《始めにはあけない。説明書を見てからにしよう》   何?この手紙?説明書って?   《急騰口から、お湯200リットル入れてください。それから、三分待ってください。》   カップ麺か?これは。   『すみません。これ忘れてました。』   さっきの宅配の人が持ってきたのは………。     {200リットル沸騰器}   ジャストサイズ。で、これで何する気?
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