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『どうしたの?裕介ェ?』
姿はピエロ…
声が二重だ…
由衣の声と…
すごく低い、聞いたことない声…
『ねェ…裕介、大丈夫?』
「ぁ…あぁ…大丈夫。ちょっと…僕、もう帰るよ。」
裕介は、急ぎ足で家に帰った…
頭がおかしくなったのかもしれない…
「ただいま…。」
玄関で、靴を脱ぐ。
奥から母さんが出てきた。
「裕ちゃん、おかえり。お友達がみえてるわよ。部屋に通しておいたゎ。」
友達…?誰だろぅ…
嫌な予感がする…
「……!!」
やはり……幻覚ではなさそうだ…
ピエロがイスに座ってクルクル回っていた…
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