🌸あの遠き日の思い出🌸

今は居ない親友へ…

～気になる事～

俺と無属性は夜遅くまで遊びまくりました…

時折携帯の着信履歴を俺は見ていたのですがＭからの電話はなかったのです…

俺『ん～…何か気になる…なぁ無属性…お前からもかけてみ？』
無『あ？いいけどよ…あいつどうせ出ねぇぞ？』
ﾄｩﾙﾙﾙ…ﾄｩﾙﾙﾙ…ﾄｩﾙﾙﾙ…
無『やっぱ出ねぇよ…女と遊んでんだべ⁉』
俺『…でもよぉ…こんな時間まで遊ぶか？』

時計は…11時をさしていました…

いくら何でもおかしい…あいつがこんな時間まで女性を連れ回すとも思えないし一人で遊ぶとも思わないし……

そんな事を俺が考えていると…

無『……ならあそこのゲーセン行ってみっか？こないだこの時間まで居たべ？』
俺『ん？あぁ…確かあいつに最後に会ったゲーセンかぁ…あれっていつだったっけ？』
無『確か……３･４日前じゃなかったっけ…』

そぅ…Ｍと最後に会ったのはこれから起きる事件の３･４日前の事だった…

一人でゲーセンに居て麻雀のゲームをやっていたＭ…
確かに３･４日前見かけた時Ｍは少し様子がおかしかった…と後々思いました。

Ｍは女性に人気があり…優しく今の俺があるのは本当にあいつのおかげだと思う程俺にとって凄く大事な存在であった…

ここで少し俺とＭの過去を話します…

当時俺はすぐにキレてしまい見境なし(男性のみ)に喧嘩をふっかける様な短気でバカなクソガキでした…それに比べＭは女性に優しく喧嘩はしない紳士的な男でした…

この２人は性格が真逆でぶつかる事も多々ありましたが…意外に仲が良く…夜中ドライブに行ったり…相談にのったりと何故か仲良しでした。

Ｍは俺にだけ内密な事自分が今抱えている問題等を話してくれました。

そんな事があったから…俺は後悔…自分に何か出来なかったのか…そして…何故気付いてあげれなかったのか…と言う気持ちがあるのかも知れません…😢

本題に戻ります…

俺『んじゃ行ってみっぺ❗』
無『おぅ‼』
そして…例のゲーセンへ行く事になりました。