🌸あの遠き日の思い出🌸

今は居ない親友へ…

～健介…Ｍの家に向かう～

俺が教官室前に行くと…生徒会役員がすでに集まっていた。

？『先輩お久しぶりです…』
俺『おぅ…久しぶりだなネギ(仮名)生徒会は頑張ってるか？』
ネギ『はい…頑張ってます…』

そぅ何を隠そう俺とＭは生徒会役員だったのだ。Ｍは会計として仕事をバリバリやっていた。…それに引き換え俺は書記で何もやる事がないし…基本的に面倒くさがりなので…よくサボってはＭに怒られたものだ…。

？『まさか…あのＭ先輩が亡くなるなんて…』
俺『地味(仮名)…確かに驚いたよな…』
？『あの人は絶対亡くなるはずないと俺は思ってたからビビりましたよ…』
俺『偽(仮名)…俺もビビったよ…。あのＭがなんて…』

そんな話しを俺らがしていると…長老がやってきた…。

長老『…お前等もわかっている通り…Ｍが亡くなった…そこで…生徒会役員はこの学校の代表で明日の通夜に行くことになったから…宜しくな。』

生徒会『…はい…』
長老『…後詳しい話しは放課後生徒会室で話すから…お前等は教室に向かっていいぞ。』

生徒会役員は『わかりました。』と言ってその場を去っていった。
俺も保健室に向かおうとしたその時…

長老『健介…お前今からＭの所行けるか？』
俺『はい？あ…大丈夫っすよ。無属性が来てくれればすぐにでも向かうつもりだったので…』
長老『すまんな。本当は俺がすぐに行かなきゃなんだが…。』
俺『いや…授業は仕方ないっすよ。俺の方からＭの母親に長老先生は後で来ます…って伝えておきますから。』
長老『おぅ。すまないな……おい…健介…』
俺『はい？』
長老『ショックだったろ…お前はＭと仲良かったからな…後…お前は死ぬなよ。』
俺『…はい。ただまだ…正直…信じたくはないですね…。』
長老『…確かにな…それでは宜しく頼んだぞ。』
そして俺は長老と別れ無属性を待ったのだった…