🌸あの遠き日の思い出🌸

今は居ない親友へ…

～３人でＭの家へ～

無属性は意外と早く学校に着いた…。

正直こんなに早く到着するとは思いもしなかった…。

何故ならこの時俺は保健室で…ｼﾞｬｯｸ(仮名)と話しをしていたからだ。

～無属性から連絡がくる前保健室にて～

ｼﾞｬｯｸ『…実は俺昨日の夜あいつが働いているベニ○ルに行ったんだ…』
俺『…んで？』

ｼﾞｬｯｸ『…そこで話しをしたんだけどあいつさ…いつもみたいに…｢また明日な！｣って言ってたんだよ…』

俺『……』

ｼﾞｬｯｸ『何かあったんなら言えば良かったのに…最後に会ったのが俺っぽいし…様子がおかしいって思ったけど…いつもの事だべ…って思ったから…。』

俺『…そっか……』

…とその時だった…

ﾋﾟﾘﾘﾘ…ﾋﾟﾘﾘﾘ…ﾋﾟｯ…

俺『はい…もしもし？』
無属性『もしもし？健ちゃん？着いたよ～。』

俺『…!!はやっ!?…今保健室に居るからちと来い…!!』

無属性『は～い…。』

ﾋﾟｯ…ﾂｰﾂ…ﾂｰﾂ…

ｼﾞｬｯｸ『どうした？』

俺『無属性が来た…。』
そぅ言うと俺は携帯をポケットにしまってＭの家に行く準備を始めた。

俺『…ｼﾞｬｯｸも行くか？』

一応誘ってみた。するとｼﾞｬｯｸも…

ｼﾞｬｯｸ『…あぁ…通夜の前に会っときたいしな…』

と言うとｼﾞｬｯｸもそそくさと準備を始めた。

俺等が準備をしていると彼女の天然娘が…

天然娘『私も行きたいですけど…皆がこんな状況じゃ行けないよね…』

…と泣きまくっている人達に目をやった…
俺は『大丈夫…後から一緒に行くべよ』と天然娘の頭をポンと軽く叩いて最後の準備をし始めた。

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…

無属性『迎えに来たぞ!!』

俺『…んじゃ行こうか…天然娘…後は任せたぞ。』

…と言ってまた軽く頭をポンと叩いて保健室を後にした…。