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「アンタが速過ぎるのよっ!」
叫びながら、シルフィーと呼ばれた金髪の女は尚も次々と槍を繰り出す。
二人は風の様な速さで攻防を繰り返していた。
「………凄い」
その様子を見ていたロイがぽつりと呟いた。
「ガハハハ!そりゃそうじゃ。何せあやつら二人は、このギルドNo.2と3じゃからなぁ。
ちなみにNo.1はワシじゃ!」
オルテガが言いながらロイに部屋の中へ入るよう促す。
「このギルドって………一班って何人いるんです?」
ロイは戦闘中の二人組から目を離す事なく部屋に入った。
「あぁ~……………8人………かのぉ。」
「何でそんなに自信無さ気なんですか!?」
「いや、ちょこっと変動もあったからのぉ」
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