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~秋風~
~秋風~
秋風舞う季節に
漂う淡い面影
君の香りが頭をよぎって
何だか胸が痛んだ
真冬の寒さよりも
影る秋の夕暮れ時
ぼくにとっては身に染みて
オレンジ色の空を眺めてた
※あの頃のぼくは若過ぎて
何ひとつ君を
理解出来なかった…
『今なら…』なんて
後悔の風が吹く
その度に心が揺れてるんだ
左手と右手を重ねて
振り返るとハート模様
ぼくらを写す絆の様で
ひとつになれた気がした
※君と過ごした日々を経て
少しぐらいは
大人になれたのかな?
『今なら…』なんて
後悔の風が吹く
その度に心が揺れてるんだ
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