同盟

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マエダを説得し、協力を仰ぐ事が出来たタク達は現在、マエダの舎弟の一人のタテイシの家に居た。 タテイシはマエダの1番の舎弟で、タテコというアダ名でマエダ一味に親しまれていた。 タク「タテコ、大勢で押しかけてすまないな」 タテイシ「気にしないで下さい。マエダさんの助けになってくれるんだ…これ位させて下さい」 ヤス「しかし、こんなにゆっくり休める所が見つかって良かったな」 スギノ「あぁ…みんな今日は疲れ切っている…このまま小倉に向かっていたら間違いなく行き倒れだったろうな」 マエダ「無謀にも程があるんだよお前らは」 タク「仕方ないだろう。人が掠われてんだ。」 マエダ「そうだったな…」 スギノ「今日はこのままタテコの家に世話になるとして、明日はどうする??」 タク「明日はまず、マエダのお袋さんを助けに行く」 マエダ「………いいのか?お前らも助けたい人がいるんだろ?」 タク「いいんだ。お前には世話になったからな」 ヤス「マスダ打倒に協力してくれるんだ。恩返し位しないとな」 スギノ「あぁ、それが漢って奴だ」 マエダ「……本当にすまないな」 タク「ふ…これで福岡と八幡の同盟結成だな」
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