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いよいよ卒研の発表前日となった今日。
教室には、最後のまとめに追われるクラスメイトがいる。
俺らオオハシ班は、まだ他の班とは違い、完成すらしていなかった。
とても焦っていて、みんなもう、性格が荒くなってきつつあった。
俺「葛西てめぇこの」
葛西「うわ゛ぁ!ゴ、ごめん!」
葛西は天パで不思議ちゃんの中々のマッチョメン。いつもドジばかりするドジボーイ。憎めないが憎らしい、ミートボーイ、そんな奴だ。
そんな葛西を罵倒しつつ、俺達はもう疲れていた。
最後の二日間なんて、ほとんど寝ていなかった。
だから、俺はもう何がなんだかわかんなかったのを覚えている。
そして最終日、ある事件が起きた。
もう眠くて疲れきっているのに、こんな事が起きるとは思わなかった。
事件は起きてしまった…。
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