シコウ

3/4
前へ
/33ページ
次へ
Aの家には警官が30人はいた マスコミもいる マスコミは付近の住人に聞き込みをしたりカメラをまわしたりしていた こいつらは人が死んで それを見せ物にするのか… すると突然レポーターがやってきて 取材させてくれと言ってきた 俺は即座にレポーターにつかみかかり 「次はおまえかもしれないんだぞ!! そんなに人が死んで楽しいか!!」 レポーターは叫び 俺は警官に取り押さえられた しかし、 Aくんの母がやってきて 「この子はAの親友です!はなしてください!」 と言ってくれた 警官はしぶしぶ手をはなした ありがとうございます 「いいのよ…Aのことで用事があるんでしょう?」 はい… 「とりあえずここでは話せないから… 喫茶店でもいきましょう…」 俺と友達は喫茶店について行った 「Aはね…いつもあなたたちのことを話していたわ… 楽しそうだった… ありがとう…」 俺達はビックリした。 いつもならこんなことは言わない人なのに… 俺は質問を投げかけた Aは…どんな様子だったんですか… 「Aはね…最後見るまでとても楽しそうだった… けど…死んでしまった… Aはね…引き裂かれて死んだの… 私は…Aをこんなにした奴を 許さない… おかしな点があるのよ…」 家を捜してもいなかったのに急にでてきた…ことですか? と俺は言った 「それもあるけど… なぜか…床だけじゃなく天井にも血が…ついてたのよ…」 そこでAの母は泣き出して 俺達は家に送ることになった
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1013人が本棚に入れています
本棚に追加