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そんなじれったい気持ちを抱えたまま
俺は中学に入学した。俺は自分の気持ちを止められず惟と唇を重ねていた。
とめられない。惟は拒まないから、余計に重ねてしまう。
いっそ拒んでくれれば辞められるのに………
成長する惟をみるのが辛い。余計手放せない。
惟お願いだから…
突き放してくれないか?俺から突き放しなんて無理だよ。
惟………ウルンだ惟の瞳。愛しい、求めたい。『女』としてめちゃめちゃにしたい。
欲望で汚してしまいたい。
好きだ…
好きだ…
誰よりも口に出してはいけない。親父は惟の母親と婚約したまま話が進まない。何でなんだろ。
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