隠した気持ち

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「悠?何で私がお手伝いするの?」 「惟以外に信用出来る人いないし」 「彼女さんは?」 「パス」 「なんで?」 「別れた…」 「え?」 まあ確かに…悠に合わない感じの人だけど… 「頼むわ…頼む人いない」 「いいよ」 悠が優しく笑う。ずるい。悠の笑顔一つでなんでもしたくなる。 悠…大好き… キスだって悠だからいいんだよ。一緒にいる時だけが私が悠を独占してるって考えていいの? 「惟?」 「え…」 「ごめん…寂しい想いばかりさせて」 悠のベッドの中で話す。悠の腕が優しく包まれた 「大丈夫だよ」 「惟」 「悠」 見つめ合う二人。悠の顔が近づいたら、携帯がなった。しょうがなく悠は電話に出た 「はい」 「悠か?」 「親父?」 「ああ。早くくっつけ」 「何が?」 「いい加減にじれったい」 「意味わかんない」 俺はすぐに電話をきった 「誰?」 「親父」 「そっか…悠…」 「ん??」 .
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