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何故か荷物がバタバタと運ばれた。惟と一緒に整理をすると女の子なんだと改めて実感した。このまま好きだとばれないか心配だった。
「悠」
「ん?」
「迷惑じゃない?」
「いや…ってか何急に」
「私…母さん嫌い」
「何で」
「色々あったから」
「へえ…なにあったの?」
「…」
「言いたくないなら無理すんな。ちゃんと聞くから」
「ありがとう」
違うとこで作業してたのに気付いたら隣にいてキスしたくなった。額に軽くキスしたら可愛い顔が赤くなる。愛しい
「休むか」
「うん」
「まあベッドだから…寝れるし、全部片付いたし、風呂入ってねよ」
「うん」
まだ幼い二人…まだこの二人が運命で結ばれているとは知らない。気付かない内に二人は愛に落ちていく
「ふぅ」
大きいお風呂。私は、悠が好き…男性として。オデコにキスされてびっくり。でもお兄ちゃんとそういう仲って変だよね……その前に悠が私を好きかわからないのに。
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