萌先生

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教室にいくとりいは立ち尽くしていた。そしてりいの机には、中傷達。あたしが教室に入り机に座ると 「最低じゃない?」 「そうそう。両想いの人達の間にずっと入りこんでたんでしょ?」 「てか、キスすらしてないんでしょ?」 ウソ… 「デートもしてないらしい」 「それあり?」 「アハハ」 「光一君昨日、萌ちゃんといい顔してたじゃん。わかれないってなに?明らかにあれ、萌ちゃんすきなんじゃん」 りいは机をたたいて、どこかにいった。追いかけたいけど梓ちゃんがあたしをとめた。 「ダメ。余計に傷つくよ」 「でも」 「誰かが傷ツカナイ恋なんてないから」
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