家族

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「この家に私の居場所なんてないです」 「なぜだ?」 「透君がいないなら未だしも私はお邪魔でしょ?」 今までなんでそんな簡単な事がわからなかったのだろうか?自分達ばかりにいいように考え、惟の立場に立とうなんて考えなかった。惟は隣にいる男に絶対の信用を寄せ、絶対の『愛』を注いだ 「答えはでたようですね。帰るか」 「待って、惟が…」 惟は息が荒くなり悠にシガミつき離れない
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