507人が本棚に入れています
本棚に追加
「幸ちゃん…」
振り向けば、あたしの近くにいて、クスと笑う
「なに?」
「いや…がんばってるなって」
「別に」
「お風呂はいりなよ」
「わかってます」
あたしは、惟さんがいると想われる大浴場にむかった。着替えはメイドに頼んで、アルイテイタ。でも惟さんはいなかった。なんでだろ?
「悠様、一緒に惟様と入られました」
「いたの?」
「はい」
「『一緒に』て?」
「無理矢理、悠様がお風呂に」
「アハハ」
そんなに一緒にいたいんかい
「まぁ見慣れました」
「そんなもん?」
「はい」
最初のコメントを投稿しよう!