桐取物語 第1章

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昔~昔 ある所に 家具屋さんの おじいさんとおばあさんがいました。 家具屋はあまり売れずに貧乏でした。 ある日の事 おじいさんは、新年に向けて桐箪笥を作ろうと決め森の奥にある桐を切りに行きました。 森の奥に進んで行くと、たくさんの桐がありました。 おじいさんは、せっせとのこぎりで切っていた時 一本の桐が… ななな…なんと 光っているではないですか ウヒャヒャと驚いたおじいさんは、家に戻り 倉庫からチェンソーを持って森に戻りました。 エンジンを入れて 光っている桐を ガガガガガガガガガ… スッポ~~~~~~~ン ドスッッッ! 桐が切れて、桐の中を見ると、小さな女の子 が眠っていました。 「おや…なんて可愛い 子だろうか!」 おじいさんが、小さな女の子に触れた時 バチッ 小さな女の子が起きておじいさんの手を叩いた。 「なにをすんのじゃ!この老いぼれジジイ!その薄汚い手でわらわを触る出ないぞ!」 小さな女の子は、怒った(かなり)。
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