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その頃、明日夢は救急車で病院に運び込まれていた。
そして弾鬼は山にドライブに来ていた、一般人をヤマビコの童子と姫から助けていた。
「早く逃げろ…早くっ」
そして弾鬼は童子と姫を相手に戦い始めた…
「オッリャー」
するとそこへ乱れ童子が飛んできて、ヤマビコの童子の首に噛み付いた。
それを見た、弾鬼は構えを整え…
「コイツか…威吹鬼が言ってたのは!」
童子の体液を吸い終えた、乱れ童子は今度は姫に襲い掛かった…妖姫の体液を吸い始めた、そして岩間から出て来た、ヤマビコにも襲い掛かった、ヤマビコの左目を潰すとまた、どこかへ飛び去って行った。
イブキとアキラはバイクでその飛び去った乱れ童子を見つけ、後を追った。
その頃、明日夢の母は病院に駆け付け、戸田山に急患を運び込む場所を教えてもらい緊急処置室に来ていた。
そして乱れ童子を追っていたイブキは、吊り橋で乱れ童子を待ち構え鬼の姿になり飛んでいる乱れ童子に向けて鬼石を発射した…
乱れ童子は攻撃され威吹鬼を見つけると、威吹鬼に向かって飛んで来た。
威吹鬼はその間に音撃射の準備をするが寸での所で邪魔をされ、乱れ童子に襲われた、それを見た、アキラが咄嗟にキアカシシとルリオオカミで威吹鬼をフォローし、音撃射で乱れ童子を吹き飛ばした…そして、改めて音撃射・疾風一閃(シップウイッセン)を放ったが乱れ童子の右の翼を破壊しただけだった。
そして乱れ童子は体内の鬼石を気合いで払い出した。
吊り橋で威吹鬼が乱れ童子と戦っていた頃、たちばなでは勢地郎とみどりが古い文献の中にようやく、今回の童子が判明した。
「アッ!…これかぁ~」
「どれですか?」
「こないだ、武者童子っていう強力な童子が出たでしょう」
「えぇ、何分間かだけ、強くなってた奴ですね…」
「そう…それと同じ本の中に書かれてるんでねぇ…今回の童子らしき奴も…」
「乱れ童子ですか…」
そして現場に向かっていたヒビキ達は車のタイヤがパンクするハプニングにあいヒビキだけが先に現場に駆け付け様と走って行った。
そして明日夢の母は医者に盲腸の手術を告げられていた。
山の中を走るヒビキは走りながら音角を木に当てて、鬼の姿に変身した。
威吹鬼は乱れ童子と激しい格闘戦を繰り広げていたが、とうとう乱れ童子に左肩を噛みつかれてしまった。
「威吹鬼さん…」
アキラの心配そうな声が響き渡った…
その頃、ジンキは、まだ当たりのディスクが無く、捜索範囲を更に拡げていた。
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