4「出会い」

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ーそして、放課後ー 私は、教室で本を読んでいた。     「ガラッ」 ドアが開いた。 私がドアの方を見ると大木くんがいた。 「あっ!浅井、手紙読んでくれた?」 「えっ…あっ…うん。」 私は、忙しそうに帰る準備をし始めた。 「そ…そっか。で……返事は?」 「あっ…あのさっ…。もう少し考えさせてくれる?」 「あ…うん。良いよ!」 「そっか…じゃ。」 私その場から逃げるように帰った。 大木くんには悪い事したかな? でも…あーゆー話苦手なんだもん…。 しょうがないよね? 帰る途中コンビニへ寄った。 たしか…牛乳がなかったんだよね。 そして、牛乳を買って外へ出た。 「ねぇねぇ。お嬢ちゃん、一緒にあそぼー♪」 ちょっと怪しめなお兄さんが話しかけてきた。 「あの…急いでるので。」 「いいじゃん!行こーよぉ♪」 「えっ…。」 うぅ~…。 どうしよぅ…怖い。 その時。 一人の男の人の声がした。 「あ!はなちゃんこんな所にいたの?探したよー♪」 っと話しかけてきた。 「え…?」 「何だよおめぇ…。」 「えっ?オレ?はなちゃんの部活の先輩だけど?あんたは?」 「……ちぇっ。」 そう言ってそのお兄さんは行ってしまった。
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