2173人が本棚に入れています
本棚に追加
/502ページ
ガラガラ
先生「おそいぞ!」
亮平「すまん大輝!」
大輝「早く来いよな」
隼人「ちょっとすんません」
亮平「なんだ?」
隼人「二人で僕を何する気ですか?僕を実験台にする気ですか?」
大輝「……それもいいかな」
しまった!……余分な事言ってまった!
亮平「……まぁ、実験台って言っても俺の必殺メドレーの練習かな」
死ぬ……肉団子になっちまう
大輝「まぁ、話がずれたが本題に入ろう」
隼人「本題って何するんですか?」
亮平「いや、ちょっといい報せと悪い報せ両方話す事があるが……どっちからがいい?」
いい報せと悪い報せ?
隼人「んじゃ悪い報せから…」
亮平「悪い方な……賭けは俺の勝ちだな大輝(ボソ)」
今賭けがどうのこうのと聞こえた気が……
亮平「悪い報せはな…隼人、お前退学な!」
隼人「…………へっ?」
亮平「言い方を変えると転校」
あぁ~、成る程……って
隼人「なんで?頭か?俺の頭が悪いからか?」
大輝「落ち着け」
亮平「悪い報せがこれな」
まさか、転校とわ……魔王め、こんな攻撃は卑怯だぞ!
隼人「………いい報せはなんすか?」
亮平「お、生気がないね~。そんなに転校が嫌だか?」
当たり前だ!
見知らぬ土地に行き、その地でいきなり暮らせと言ってるもんだぞ!
亮平「まぁ、この学校の事は忘れろ」
貴様!母校となる学校を忘れろだと?
無理です!断じて無理です!
亮平「いい報せはな……」
無視かごら?俺の心の訴えを軽く無視ですか?
俺の訴えを左に受け流すのか?
亮平「うっせえよ!お前今から話す人無視で訴えつけてんじゃねーよ!」
隼人「悪かった!だから早く喋れ!」
亮平「あぁ!……まぁいい、後で潰してやる」
死んだかもな俺
今更後悔
亮平「……その前に聞いておく」
隼人「何?」
亮平「お前……魔法を信じるか?」
隼人「…………はぃ?」
最初のコメントを投稿しよう!