一歩

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寒空の下、とある男女は恋を語る、ときより吹く風に身を震わせながら 語らいは男女の思いを上昇し過剰な喜びにと移行していく そして、2人は暑い口づけを交わした まさにドラマである この上ないハッピーエンド 永久の幸せと永遠の幸福 涙がこぼれ落ちる 安堵なのか感動なのかはわからない 拭わず、流れる心地よさに少し崇拝しながら 私の二時間半という時間は過ぎ去っていた 映画館を出てみると現実の眩しさに目を薄め太陽に手をさしのべる 少し自分のことを話しておこう
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