必然として起こる未来

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そして、プレイヤーは (6)と(1)で合計、7   バンカーサイドは (5)に(Q)で合計、5 三枚目が(J)で5は変わらずに、プレイヤーウイン   3連勝!   長谷川さんと涼子は、ハイタッチで喜ぶ。   そして直ぐさま 『次は?』と   もう理由よりそちらが大事なようだ。   『プレイヤーです』   達也&涼子の50万に、長谷川さんの50万が、ワンセットでベットされていく。   プレイヤーは (J)(8) バンカーは (9)(7) 8対6で、プレイヤーウイン!   『次は?』 『プレイヤーです』   遂に、達也達はタイを挟み、13連勝を達成した。   そして二度目のタイから、残りのゲームは、5勝4敗で、シュートアウト。   結果は、18勝4敗2分だった。   達也は、勢いで、 オールマックスベットだったので、チップは、700万のプラスを計上した。   時間にして、30~40分の出来事だった。   哲郎から渡された、1000万の小切手は、この時点で、2倍の2000万を越えた。   『チェックアウトして、達也君の講義の時間にしましょうか?』   一息入れる提案が、長谷川さんから出された。   『了解!スイーツを食べながらで』   涼子が環境に注文を付け加えた(笑)   『船底に案内するわ!海中を見ながら、くつろげるお店が有るのよ』 『もちろん、スイーツもオススメよ』   流石に、この船の出資メンバーの長谷川さんだ。 詳しい事、この上ない   『素敵ですね!水槽じゃなくて、本物の海中ですもんね』   『海上カジノの醍醐味ですね』   達也も達也らしく褒めて見せる。   三人は、カジノフロアの奥のエレベーターに乗り込み、 長谷川さんの案内で、船底のレストランに着いた   確かに長谷川さんが奨めただけのお店だ。   ガス灯のようなあかりの為に、ぼんやりと淡い雰囲気を醸す。   パノラマのようにガラス張りで、海中が一望出来る。   船は海上に停泊しているので、海中を優雅に泳ぐ大きな魚達や流れるような魚群が見える。   『幻想的なお店ですね』   達也が感想を述べる。   『私のプロデュースなのよ』   長谷川さんが、ちょっと自慢自慢げに答えた  
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