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「あっ…大丈夫！？」
私は慌てて立ち上がって、ぶつかって来た子に言う。
「俺？別に怪我とかして無いから大丈夫☆」
なっ…馴々しい‼けど笑顔可愛いと思えるのは何故⁉あいつ男なのに‼それにしても背高い！軽くみても絶対180cmはある‼顔は…山田孝之に天然をプラスした感じ。と思っていたら。
「お前馴々しいぞ‼この方は佐々木恵さん！ミス黒翔だぞ‼」
黒翔大学って言うの私達の学校は4年制だけど、成績が優れて、もう少し時間を掛けても良いって言う人は黒翔大学院に入学を許可されるの。ちなみに偏差値はトップクラスの大学。あっミス黒翔ってのは大学と大学院生が主催する美女コンテスト(ちなみにカップルもあるの)で優勝したの。最初は辞退したかったけど一度エントリーされたら辞退不可。誰か分からないけど勝手にエントリーしないで欲しいものね！
「へぇーあなたがミス黒翔。なんか俺ついてる☆」
知らなかったの⁉てかついてる☆って何なのよ⁉
「よし！決めた。」
「何をだ？」
「俺、この人の婚約者になるわ」
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