学園案内

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陽子の話によると、職員室からの帰りに突然居なくなったとか。 陽子「どうしよう、勇気君。」 陽子は、かなり動揺した様子で勇気に話しかけた。 勇気「そんな事言ったって・・・(探すしかないだろ!)」 勇気と陽子の二人は教室を出て、陽介の行きそうな場所を考える事にした。 勿論、勇気にそんな事は分からず陽子頼りになるのだが。 陽子「兄さんの行きそうな場所・・・?人が沢山集まるような場所かしら・・・。」 人の集まりそうな場所。学園となるとそんな場所は多数存在する。となると、しらみ潰しに探していくしかない。 勇気(はぁ。学園を案内するだけだったのに、どうして陽介を探さなきゃいけないんだ・・・。) 陽子「ごめんね、勇気君。私のせいで・・・」 勇気の表情に気付いたのか、陽子は勇気に謝ってきた。 勇気「え?そんな事ないよ!」 突然の陽子の謝罪に動揺しながらも、勇気はそれを否定した。
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