学園案内

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中央玄関に着いた二人は、靴に履き替え外に出た。 やはりそこに陽介の姿は無く、陽介が向かったと思われる球場へと向かう事にした。 東豪学園野球部は県内でも指折りの強豪校で、甲子園にも出場した実績がある。 その頃球場では― 「今年こそいけるぞ!このメンバーなら甲子園に!」 そう言い張ったのは、野球部監督兼数学教師の鬼塚先生だった。 鬼塚は学園内でも有名な熱血教師で、笑い方が独特な事でも有名である。 鬼塚「ばっはっはっ!よーし、次はフリーバッティングだ!」 鬼塚の掛け声を合図に、野球部員は守備と打撃に分かれた。 陽介「おお、やはり野球場だったか。」 球場の側にやって来た陽介が、野球部の練習を見て楽しそうに言った。
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