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勇気「・・・は?」
勇気の目に映ったのは、上から下まで真っ黒な学ランを着た男だった。学ランは肩のところで破れており、頭にはサ○エさんのカ○オ君が外出する時に被る帽子の様な物を被っていた。
勇気「何だよ、あれは・・・あれも転校生?」
転校生町田陽子の挨拶が終わり、そいつの番になった。
クラス中がそいつの第一声に注目した。
「ゴクッ」
誰かの唾を呑み込む音が聞こえた。
マッチョな転校生「は、初めましてゴクッ」
勇気(お前かよ!)
勇気は心の中でツッコミを入れた。
マッチョな転校生は、何故か肩で呼吸をしながらクラス中を睨みつけていた。
勇気(そんな怖い顔で睨みつけるなよ~。)
勇気は丁度真ん中の一番前の席に座っていたので、もろにその顔を見ることとなった。
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