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勇気「ちょっと待って!何を言い出すんだよ、そんな事ないって!」
普段は皆の前で余り喋らない勇気も、自分の立場が危うくなる事を恐れて全力で否定した。
陽介「全力で否定する所が益々怪しい。」
陽介は立ち上がり勇気のいる席に近づいて行った。
先生「ちょっと、君達。」
流石の先生も少し慌てた様子で見ていた。
渡辺(先生、止めねーのかよ。まぁ、人の事は言えねーが。)
渡辺も、これ以上問題を起こして留年したくなかったので黙って事を見守る事にした。
勇気(や、やるのか?でも、相手は俺よりずっと大きいぞ?いやしかし!見かけ倒しかも?)
勇気がそんな事を考えていると、陽介は勇気の両腕を掴みに掛った。
勇気(しまった・・・!)
勇気は、両腕を封じられた事によって逃げ場を失った。
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