序章

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人間は、汚い。 そう思わなければ生きてゆくのがつらくなるほど、僕の心は廃れていた。 彼に出会うまでは。 そう、僕にとっての世界を作り上げたのは彼だった。 彼の声は、今でも僕の胸にメロディとなって響いている。 『小鳥の歌声』  
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