助っ人探し

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「ぅおっ!」 ゼロから聞いた通りだ。でもこの人数は予想外だったな。 「100人は…いるんじゃないか?」 「んー…。どっかに機関銃があればね…一掃できるんだけどさ」 あいにくそんな画期的なモノはない。 「二対百以上?」 「…」 結果は火を見るより明らかだ。 「いたぞー!!」 やべ。また見つかった。 途端に飛んで来る弾丸の嵐! 「おわぁっ!」 ひとまずコンクリートの壁がある駐車場に避難した。 「ぃっ…」 弾丸が俺の太ももに当たっていた。軽くえぐれている。 やばい…こんな状況じゃ逃げられない! 「オレの出番みたいだ」 光が言った。マシンガンを地面に置き、構えた。 バラララララララッ! 「ぅわああああっ!」 「きゃああああっ!」 敵からの悲鳴が聞こえる。 「お前も撃てっ!」 促されてショットガンを構える。 ダアアァァンッ!! 凄まじい反動と音。鼓膜が破れそうだ。 ジャァッキン! ジャムリング(排出)! ダアアァァンッ! ………もはや意識は無かった。………ただショットガンを撃ち続けた……………………………………………………………。 俺らは……みんなを……殺した……。
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