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「箕風…………お前やっぱすごいわ」
「佑理もね。グロック[ベレッタよりも軽く高い安全性を持つハンドガン]なんて持ってたんだ」
「確かに。オレ見てねーぞ」
「いや…別に持ってても驚かないだろうなーって思ってさ」
ウエストポーチに入れたままで忘れてたなんて言えるわけないだろ。
ジッ
(まだ敵がいるよ。左に迂回してやり過ごすか、そこで待ち伏せするかだね)
「ん。……どうする?」
「オレはどっちでも」
光はサポートだから逃げても戦ってもいいんだろう。
「俺は…スナイパーだからな…」
「そうだよな……迂回するよ。ゼロ。案内してくれ」
ジッ
(じゃあ箕風は先に左へ、二人は弾幕張りながら左へ)
「よっし。行くぞ」
……………ワァァ…
なんだ?なんかヤバい気がする。
ワァァーーーー!!
「え!ええぇー!!」
マジで死ぬ!
目の前にいるのは多分100人は下らない。500人はいる!
「逃げろおおぉぉ!!」
とにかく走り出した。
早くタケの所へ!
急げ!
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