これは夢か?

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とりあえず藤原の家まで行かないとな…。 そう思いながら改札を出ようとした。―――が、足が止まる。 「切符とかあったか?」 ポケットをまさぐるが何もない。 ジッ (普通に無視すれば大丈夫さ) しょうがないから指示に従って、改札を飛び越える。 …すごい光景だな。 道行く人全てが武装。女子高生はケータイじゃなくてベレッタ(バイオハザード等のハンドガンで使用されている銃のモデル)を持ちながら喋っている。 パンッ! 目の前で銃声が聞こえた。弾丸は俺の右頬をかする。 銃を向けたのは近くでたむろっていた不良だった。 「っ!」 ダァンッ! ショットガンを不良にぶち込む。 「ぎゃああああっ!」 ジャァッキン! 弾をジャムリング(排出)する。空薬莢が地面にカランッ…と落ちた。 その途端、響き渡る銃声。 「つぅっ!」 敵は10人はいたかもしれない。 とにかく逃げないと! 俺は走り出した。
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