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街
「お、」
「やぁ、君も買い物？」
街中の武器屋で防具を新調していると、シフはカインと偶然出くわした、
「まぁそんなとこ、昼頃にこの国出るんだ、」
「あぁ、僕らと一緒だ、僕たちも昼にこの国を発つんだよ、目的地は葦原中国【アシハラノナカツクニ】って言う、遥か東のハヤテの故郷さ、シフ達は？」
「俺達はとりあえずミッドガルドかな、まぁ本当の事言うとまだどこに行くかは決まってないんだ」
カインとしばらく雑談するシフ、 話の途中で武器を鍛冶に出しといたので、雑談の終わる頃には研磨が済んでいた、
尚、鳳凰翼が失われたため、主武器となる長剣も購入する、刀身130cm、柄は20cmの片刃の剣だ
カインが先に帰り、それに続いてシフも武器を受け取り城に戻る、
帰っている途中、ヴォルクとラルシェにあった、二人も買い物とか準備が丁度終わったとこらしい、
ヴォルクは自身の身の丈ほどある重斧を右手に持ち、左肩にラルシェを乗せている、
ラルシェは黒いドレスに鉄板を編み込んだ鎧を纏い、さほど装飾の施されてないシンプルな鉄製の杖を持っていた
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