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チャイタイム~その①
チャイタイムはインドや旅に関する雑学や予備知識を書きます。
チャイって、今じゃ、日本でもメジャーになりつつある飲み物では?
チャイはインドの日常的な飲み物。
チャイがなければ、朝が迎えられないと言っても過言ではない。
インドのチャイってのはロイヤルミルクティーみたいなもん。
ことこと煮てある牛乳に茶こしに入ったダストティーを浸して、ちっちゃなガラスコップもしくは陶器のコップなど、店それぞれの器に注いでくれる。
熱いんで2つのコップをうまく使い、右、左、右と注ぎあっていくといい感じに冷めるんですよ。
俺が慣れて当たり前みたいにやってるとそれを見たインド人が笑顔になってくれることもあった。
でも、チャイが生まれたのは過去の植民地支配から生まれた。
インドは昔、イギリス領だった。
イギリスは紅茶文化が発達している。
インドのダージリン地方は山間で寒暖の差が激しく、茶葉の栽培には適してた。
そこでインド人を使い、おいしい茶葉はイギリス人が残りのクズ葉はインド人がかろうじて飲ませてもらえた。
だから、ダストティーって言い方をするそうな。
でも、チャイはめちゃめちゃうまい。
世界中のどんな飲み物より安くうまい。
コップ1杯1~2ルピー。
店によってはジンジャーがきいていたり砂糖が溶け残ったりそれぞれ違う。
陽気なチャイ屋のおじさんもいれば、無口なおじさん。
たまた、
『うまいか?』
『冷まし方がグッドだ』
『これからどこに行くんだ?』
などと地元のインド人との雑談もできる。
チャイ屋は立ち飲み居酒屋みたいな場所。
また
「グッドモーニング。ワンチャイ」
って言いたくなっちゃった。
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