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オレと理香は何年かつき合っていた。
久しぶりの街中でのデートだった。
デートとの終わりに近くにつれ理香の息使いが荒れてきた。
「どうしたの?」
オレは、理香に聞いた。
「だっ、大丈夫…」
いきなり理香が心臓を押さえて倒れこんだ。
「大丈夫か!」
理香は、
「私涼くんと同じ…病院に入院してたでしょ?」
「う、うん」
「実は私も涼くんと同じ病気…なの」
それを、言われた時オレは唖然とした。自分と同じ病気…治らない病気…そう思ったその時オレも路上に倒れこんだ。
発作だ…
二人の男女が路上に倒れいる。
オレは周りに
「きゅ…救急…車…お願いし…ます」
かすれるような声て呼びかけたらその声は届かなかった…
「涼くん…もういい…よ」
理香が消えそうな命を振り絞ってオレにいった直後微笑みなが目を閉じた。
オレも苦しかった…だんだん呼吸が出来なくなってきた。
(オレもあと少しで死ぬんだな…)
そう思いなから理香のおでこにキスをしてオレも目を閉じた。
まるで二人が倒れてできた形は蕾のようだった…
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