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小さい頃から、僕は、体が細くて、小学校のクラスで腕相撲をしても、勝てるのは、2、3人くらいだった。
だから、小さい頃、僕は、じぃちゃんと腕相撲をして、特訓をしていた。
じぃちゃんの、腕相撲を始める合図は、かならず、
「はっきょーい,,,,,,のこった!!」
と言っていた。
じぃちゃんは、わざと、僕と、同じくらいの力で、勝負してくれていた。
そして、わざと負けてくれていた。
その後、じぃちゃんは、かならず、僕のことを「にぃちゃんになったなー」と言って、誉めてくれていた。
そして、僕は、もう一回勝負して、またじぃちゃんは、わざと負けてくれた。
僕は、調子に乗って、
「じぃちゃん弱いね。」
と、言った。
そして、じぃちゃんは、次の勝負で、僕の細い腕を机に、たたき付けた!
その後に、じぃちゃんは、「ほらー勝ったがよー。」
と、言って、笑っていた。
僕は、
「やっぱ、じぃちゃんは、強いね。」
と言うと、狭い部屋で、肩車をしてくれた。
じぃちゃんは、負けず嫌いで、とっても、優しいのだ。
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