雪と落ち葉と君と。

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おいおい…。 嬉しいこと言ってくれんじゃねぇか… そんな照れくささから吹き出してしまったが、どうやらルフィは違う意味で取っちまったようで 「あっ!!ゾロっ!!お前今俺をバカにしたろっ!!」 「いや、してねぇって。」 「いや、その眼はバカにしてる眼だな!!?失敬だぞっ!!」 一人勘違いをしてるルフィは一人で怒って俺に背を向ける 怒ってるルフィにゃ悪ぃけど その姿も結構可愛いってもんだぜ? 一回り小さい背中を抱きしめるとルフィの頭を撫でながら謝る。 まぁ、勘違いさせちまったのは俺の責任だしな。 「悪ぃってルフィ。」 「許してやらんっ!!」 「じゃあどうしたら許してもらえんだ?」 後ろから抱きしめながらそう聞いてみると今までそっぽ向いてたルフィが俺の方をいきなり向いて抱きついてきた。 「・・・あっためろ・・・」 「・・了解」 全くこいつは・・ 何度俺を夢中にさせりゃいいんだか・・・ その仕草は反則だろ? そんな事を思いつつ、ルフィの言う事を俺は素直に聞いてやるとぎゅっと抱きしめてやった。    
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