1人が本棚に入れています
本棚に追加
/45ページ
価値
いろんなモノには価値がある
だからぼくの周りは高価なモノで
溢れさせておきたかったんだ
君を捨てたのは
あまり高価じゃなかったから
でも、君がいなくなったら
ぼくはただの石ころだって気付いたんだ
君がダイヤな事にもね…
光る君の隣りにいたから
まるで自分が光っているみたいで
とても高価なモノみたいで
ぼくは勘違いしちゃってたんだな
君がいなくなったら
石ころだと気付いたら
ぼくはとってもちっぽけなモノになっちゃったよ
そして願うようになったのさ
光る君が帰って来るのを
またぼくを照らしてくれるのを
今のぼくが何より安っぽいことに気付かずに
最初のコメントを投稿しよう!