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孤児院に久しぶりに客がきた。
院長と客ゎ客間にいき何やら話あっている。
客ゎ…女らしい。しかも若そうな声だ。
小さい子供たちゎ初めてみる客に興味津々だった。
でも僕と来美ゎ客がきた意味を知っていた。
僕たちゎ客に気に入られたら貰われていくんだ。
離れ離れになるかもしれない。
僕ゎ部屋でくつろいでいた。出来るだけ客の顔を見たくないからだ。家族を貰っていくヤツなんか見たくないからだ。
コンコン
ドアをノックする音がした。僕ゎドアを開けるとそこにゎ院長がたっていた。
院長ゎ少し悲しそうな顔をしながら笑っていた。
僕ゎ思った。
貰われるかもしれない。
と
『お客様がお呼びですよ。』
やっぱりか。
『今いきます。』
僕ゎ髪をすこしとかし、服をしっかりさせた。貰われるのだからシャキッとするのゎ暗黙のルールだった。
僕ゎ客間をノックした。院長が開けてくれた。客の顔ゎ院長に隠れて見えなかった。
『新しい家族になる綾小路鈴音さんです。』
僕ゎ驚いた。そこにゎ昨日の女の子がいた。
『また会ったね。海斗。よろしくね!』
女の子ゎ手を差しのべた。
『あ…。よろしくお願いします。』
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